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2012年1月22日日曜日

マーケティングでアウトプットの価値を上げる -【書評】100円のコーラを1000円で売る方法

中身をあまり知らずに、面白そうだなと購入してみた。

マーケティングについてのポイントが、要領よく書かれているような
ビジネス本を想像していたが、ストーリー展開になっていて
知識を受け取りやすい内容になっている。
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◆目次
1 アメリカの鉄道会社はなぜ衰退したのか?—事業の定義
2 「お客さんの言いなりの商品」は売れない?—顧客絶対主義の落とし穴
3 顧客の要望に100%応えても0点—顧客満足のメカニズム
4 値引きの作法—マーケットチャレンジャーとマーケットリーダーの戦略
5 キシリトールガムがヒットした理由—バリュープロポジションとブルーオーシャン戦略
6 スキンケア商品を売り込まないエステサロン—競争優位に立つためのポジショニング
7 商品を自社で売る必要はない—チャネル戦略とWin‐Winの実現
8 100円のコーラを1000円で売る方法—値引きの怖さとバリューセリング
9 なぜ省エネルックは失敗してクールビズは成功したのか—コミュニケーションの戦略的一貫性
10 新商品は必ず売れない?—イノベーター理論とキャズム理論

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ストーリーの主人公はセールス出身の女性社員。
彼女が商品企画をしていく中で、マーケティングとは何ぞや?

を知れるようになっている。

セールス出身の女性社員は顧客接点が多く、顧客ニーズを誰よりも

知っているので、その内容を商品に対応させれば、良い商品が
出来上がると思っていたが、その考え方が実は間違っている、
というところから話は始まる。

「顧客主義」が、必ずしも良い製品につながらないことは、
商品を企画した経験がある人なら、何となくわかると思う。

では、どのように商品を企画し、どうやってそれを売っていけば

良いのか?この本を通じて、ヒントを得ることができるだろう。



Webサービスは、今や個人でも全世界へ向けて構築・リリース

できる環境が無償で手に入る時代だ。

昔みたいに、一部の有識者が作り上げ、費用を掛けて
利用するような
ものではなくなり、「開発する」という事自体の価値は、
だいぶ薄くなってきている。

グローバル化が進んでいくなかで、良質低価格のサービスが溢れ

開発者の賃金は下がり、価格競争・利益創出はより過酷になっていくだろう。


アウトプットの価値を上げるため、マーケティングは

必須の要素だ。


マーケティングというと、小難しいイメージが先行するが、
「もしドラ」が一般に対し、マネジメントの扉を開いたように、
この本が、読んだ人の「マーケティング」を知るきっかけに

なるだろう。


Web業界も含め、変化の激しい業界で生き残るためにも、
マーケティングについて、一考してみてはどうだろう。


2011年7月5日火曜日

仕事中の眠気を払拭して、脳に活力を与える方法 - 【書評】成功する人は缶コーヒーを飲まない 「すべてがうまく回りだす」黄金の食習慣

食から成功を論ずる。これは新しいかも。
と、タイトルに惹かれて購入してみた。

まず、プロローグにこうある。

「努力や根性だけでは埋めることができなかった差を縮める方法は、実は簡単なことなのだ。食事を変えればいいだけである。」

食事を変えることで、ダイエットしたり、体調を整えることはあっても、ビジネスを成功に導こうという考え方が今まであっただろうか。

読み進めていくと「ああ、なるほど。」と、自分の食生活を振り返っていた。

ビジネスマンなら誰しも、仕事中に絶えられない「眠気」に襲われることがある。

突然やってくる眠気の原因は、「血糖値の急低下」にあるそうだ。

血糖値の急低下は、その前に摂取した「糖分」による血糖値の上昇が起因。
タイトル通りの缶コーヒーのほか、うどんやラーメンなどの麺類や白米も糖質に変わるため含まれる。

糖分の摂取により血糖値が急上昇、そこから急低下する時に眠気が発生するらしい。

「疲れた時に甘いもの」というのは、いつも正しいわけではないのだ。

スポーツ選手のように、エネルギー消費が激しい場合と違い、
ビジネスマンには、「脳への活力」や「考える持久力」が必要だ。


じゃあ、どうすればいいのか?


ここで紹介されるのは「タンパク質」の摂取。

脳の神経伝達物質であるノルアドレナリンの合成には、タンパク質が必要とされるためだ。タンパク質の摂取によって、脳が活性化され、より良い発想が生まれやすくなるのだ。

なので、朝食にはバナナより「ゆで卵」、間食にはお菓子よりも「チーズ」や「牛乳」が良いそうだ。

デスクでチーズや牛乳を食べるのは、ちょっと気が引けるが、
そういう場合は、「アミノ酸」でも効果があるそうだ。

本書では、「糖分」の過剰摂取を防ぐため、コンビニ食やお酒の選び方についても解説されているので、眠気やだるさに困っている人は、一度試してみる価値があるのではないか。

2011年5月8日日曜日

読書イノベーション! - 【書評】リーディング3.0

レバレッジシリーズの著書でお馴染みの本田直之氏による最新作。
私は結構前からこの方のファンで、レバレッジシリーズはほとんど読んでいる(ハズだ)し、仕事の仕方や考え方の基本となっている部分も多い。

今回、題材として取り上げられているのは「読書」。
本書でも触れているが、著者が提唱していたレバレッジリーディングを改良したのが、リーディング3.0というイメージ。レバレッジリーディングは書籍もあるので、是非読んでみて欲しい。


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★目次
Chapter 1 リーディング3.0時代の到来
Chapter 2 リーディング3.0の基本
Chapter 3 リーディング3.0に必要な6つの能力
Chapter 4 スマートフォンが読書を進化させる
Chapter 5 紙メディア・電子メディアの活用法
Chapter 6 読書からソーシャル・リーディングへ
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リーディング3.0では、クラウド(webサービス)の力を借りて「インプット、ストック、サーチ、シェア、フィードバック」を行うことで、より効率的に情報を活用する。

最近はモバイルとwebサービスの進化によって、読書や本の有り様は、少しずつ変わってきている。電子書籍の登場はその最たる例であるし、良書を探そうと思えば、様々な情報がweb上で発信されていて、簡単に入手することができる。読書で得た知識はwebストレージを使って、一元に集約できる。本書では、すでに始まっているリーディング3.0時代のサービスも多数紹介されている。

例えば、キンドルの「ポピュラーハイライツ」という機能は、その本の中で、多くの人がどこで線を引いているか?がわかる機能。つまり、注目されているセンテンスを知ることができる。電子書籍の良さを活かしたソーシャルサービスだ。

そして「Evernote」「twitter」。すでに活用している人も多いと思うが、その利便性を再認識させられた。
あらゆる情報をEvernoteにポストすることにより、忘れ去られる可能性のある情報は、ストックすることができる。検索を行えば、必要な情報をすぐに取り出すことができるようになる。Evernoteは画像のアップロードもできるが、「画像の文字も検索対象になること」をご存じだろうか?つまり、切り抜き感覚で撮影した雑誌も検索できてしまう。

読書で得た情報や感想は、twitterを使って数秒でシェアできてしまう。そのツイートにどのくらいの人が興味を持ったかも、RTやfavoriteをカウントできるwebサービスで計測でき、あっという間にフィードバックとして還元される。

これらのサービスで、最も肝心な事は、
「場所」や「時間」を意識せずに手持ちのモバイル端末から「いつでもどこでも」行えるということだ。

私も読書で、得た知識はgoogle docsを使ってメモをとるようにしているが、android端末を持ってからは、パソコンを開くことなく追記・参照するようになった。

日本の本は、縦書きであったり文字認証上では、非常に難読な言語であることから、電子書籍の機能としてはまだまだこれからだが、日頃の読書をより良いものにするために、すぐに試せるエッセンスが盛りだくさんである。



30代の先には40代-【書評】40代を後悔しない50のリスト

前回の30代でやるべきことと合わせて購入。
10年先に求められるものが、今からわかれば、より選択と集中を行えると考えた。

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★目次
序 章 一生の中で四〇代が重要な理由
第1章 この一〇年で何より大切にしたいこと
第2章 プレイングマネジャーとして本当に必要なこと
第3章 忙しいだけで終わらないために工夫すること
第4章 人生を左右する「人付き合い」で知っておくべきこと
第5章 年相応に学ぶべきこと
第6章 会社・社会との向き合い続けるために考えておくこと
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本書の著者は、リクルートで勤め、その後、MBA取得のために2年間ヤマメの養殖を手掛けて1000万もの資金を確保して留学。帰国してから始めようとしていたクリスマスツリー事業が頓挫し、現在の会社を立ち上げたという面白い経歴を持っている。

時間や仕事において、厳しい立場に立たされる40代。著者は、この厳しい時期を乗り切るスキルを実体験を踏まえて紹介してくれる。

一般的な40代といえば、子供が大きくなり、家族行事にも時間が取られる。仕事も責任が増すポジションに置かれ、ハードさも高まる時期。
自分が思い描く人生をおくるためには、有限な時間で成果を上げるため、より一層のセルフマネジメントが求められる。
忙しい人ほど、「やりたいこと」「自分の人生」をもっと意識したほうが良い。これらは「やるべきこと」に圧されて埋没しがちだからだ。

著書の中に「週末時間を稼働させる」とある。
これは、土日も働け!ということではない。土日を「朝、昼、夜」の計6コマと考え、家族サービスに充てたり、ブルーマンデーから抜け出すための仕事準備に充てる考え方だ。計画性をないがしろにしがちな週末だが、時間を捻出するには、手をつけやすい。
捻出できた時間を「やりたいこと」を整理する時間に充てても良いだろう。

周りの40代はどうだろうか?やるべきことに潰されそうで、何が楽しくて生きているのかわからないような人はいないだろうか?
そうならないためにも、早いうちからやりたいこと、ありたい自分について整理し、振り替える習慣が必要だ。

本書で重点が置かれている項目は他にもある。
40代になると、仕事では部下を持つ管理職、家庭には妻子を相手に「コミュニケーション」は必須事項だろう。ひどく共感したのだが、日本には「伝える技術」を育成するプログラムが少ないと思う。

コミュニケーションにはコツがある。私自身、仕事上で人と人の間に立って調整を行うことが多いが、少しポイントを押さえておくだけで、格段に円滑になる。
「つかみを作る」「落としどころを見つける」「事例で伝える」などは、すぐにでも取り入れたいポイントだ。

前回の著書と合わせ読みしてわかったが、30代でも40代でも求められるスキルは、大差が無いのだ。大きく違うのは、より一層の制約の中で生きていかなければいけないと言うこと。この制約は、出世による責任増だったり、子供の成長に合わせた教育時間増だったりと、必ずしもマイナス要素ではない。

それらを肯定的に受け止めていくためにも、早めにスキルを身に付けておいて損は無いのだ。

2011年5月6日金曜日

今こそ「集中と選択」の時!- 【書評】「30代」でやっておきたいこと

30代ともなれば、物事を勢いの任せて…というわけにもいかなくなってくる。
いろいろと考えなければいけない事項が頭をもたげるこの世代、一度頭を整理する上で読んでおいて損はない本かと思う。

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★目次
第1章 三十代で決断しておきたいこと
第2章 今こそ仕事力を大きく伸ばす!
第3章 三十代の魅力を、周りに見せる
第4章 自分の身は自分で守る、11の方法
第5章 これからは「信頼度」がものを言う
第6章 こんな考え方、生き方もある!
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30代序盤を生きる私が、本書を読んで感じたこと。
重視すべきは「選択と集中」そして「継続」であるということだ。

いろいろな物事に興味を持つ私だから強くそう感じるのかもしれないが、
「自分を定義する」
ことが必要になって来る年代が「30代」という感じだ。

仕事でも趣味でも、20代のように、出されたもの全てに食らいつく姿勢から、一度身を引いて物事を選択する「間」を持つ必要がある。

本書にもあるが、これからは何かを「やらない」と決めるのも大切になって来る。
これには「やりたくないこと」も含めてよいと思う。
これを明らかにしていくと、自分が何を求め、どうなりたいのか、があらわになってくるのではないだろうか?

趣味であろうが仕事関係であっても、選択したものが「集中して継続できるか?」が重要なのだ。

もうひとつ印象深かったのが、プロ意識について述べられた項目の「組織体が持つ欠陥」についてだ。
一人の社長が引っ張って行くような組織では特に、組織での在り方を重んじるあまり、「個人の良識」が機能しなくなるという点だ。
たとえば、上司が不正をしたときに、加担するようなことになっては困る。という話だが、これは組織の判断全てに適合すると思う。
トップダウンの命令といえど、個人として疑問に感じることは、問い正す姿勢が重要だ。これはプロ意識に通じる話でもある。

20代を全力で突っ走ってきた人ほど、自身のために何かを見つけ出すことは、なかなか難しいかもしれない。。

昔、舞台演出家の先生に
「20代は何者でもない。だから、何にでもなれる可能性があるんだよ」
ということを言われた。
なら30代は、ベクトルを定め、個を確立し「自分が何者であるか」を定める期間だと、今となって思うのである。