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2011年10月26日水曜日

魂は細部(ディテール)には宿らないし、魂はもっと別のところにある。

神は細部(ディテール)に宿る
という言葉を聞いたことがあるだろうか?

調べてみると、
近代建築の巨匠、ミース・ファン・デル・ローエ。
という人の言葉だそうだ。

私はこの言葉を
「ディテールにこだわることで、そのモノに魂が宿る。」

そう解釈していたが最近、
「それは違うんだなぁ。」
と思う。


ディテールにいくら凝ったとしても、良いモノのができる訳ではない。

他所の手法やディテールを真似て、いいとこ取りをしただけのモノには、
どこか「んん?」と思う点がある。一見、良く見えても、変なところで
急に使い勝手が悪くてギクシャクする。


本当に良いモノは、使う程に機能の発見が満ちている。

一見、何でもない装飾や意味不明な凹凸が、ふとした時
「このためにあったのかっ!」と心を躍らせる発見がある。
こちらの使い方を、わかっていたかのような仕様に驚かされる。

だが、そのディテールは、細部に凝ることで
産み出されたものではないと思う。


点と点を結ぶように、ディテールに宿るアイデアを繋ぐ意思が、
もっと大きく広く行き渡っている。

良いモノのを創る人は、終始その意思を念頭に置きつつ創作をしていく。
その意思は創作物の端から端までに行き渡る。

我々は、ディテールにその「意思」を垣間見るだのだろう。


仕事で「ユーザビリティ」とはなんぞや?と考えることがある。
日本語に訳すと「使い勝手」みたいな意味になるだろうが、

「スマホでタッチしやすいボタンのサイズは○○px

みたいな話ではなく、

「使う人にどう感じて欲しいか?」

という意思こそが、モノを作る上で何よりも肝心なのだと思う。

2011年10月7日金曜日

いきなり「桜島」を自転車で一周してみた。まとめ

夏の出来事になりますが、
8月中旬に桜島一周した時のことをまとめていたので、アップします。


鹿児島には有名な活火山「桜島」があるのをご存知でしょうか?

体が鈍っているので、運動したいと思っていたところでした。

前日の夜に、
「そうだ、桜島行こう」(自転車で)
と思い立ち、調べてみたところ、一周の距離が35.5Km。
これは行けそうだ。ということで桜島一周へ。。

翌朝、寝起きそのままの格好で飛び出してきたので、
Tシャツにジャージに寝ぐせ。

相手は活火山。
ちょっと不安です。

日焼け、熱中症、パンク対策のため、
必要な装備を買出しへ。

ユニクロでジャージ上(790円)を購入。
スポーツ用品店で帽子(1980円)と
パンク修理スプレー(980円)を購入。
コンビニでスポーツドリンク1リットル(105円)を購入。

ジャージよりも帽子が高くなりました。
まぁ、しょうがない。


次はいよいよフェリー乗り場まで移動。フェリーへ乗り込みます。

鹿児島市から桜島へ移動する「桜島フェリー」は24時間運行。自動車もそのまま乗り込めます。
自転車は自動車と一緒に乗り込みます。

移動時間は約15分。桜島に到着。


着いたのは11時前。
お昼ごはんには少し早いので、どこかに途中立ち寄って食べる計画に。
(この選択が後の不幸を招くことに。。。)


まず、迷ったのが右周りにするか?左周りにするか?
今回は左周りを選択。この辺は適当です。


雨がパラつく曇り空。
持参していたビニール袋でリュックを保護しつつ、いざ出発。
左に海を眺めながら穏やかな道を行きます。



しばらく行くと、不思議な建物を発見。

スクリュー?プロペラ?が飾られています。


何かを祀っている建物でしょうか?謎は謎のままです。


海を離れたルートへ突入。

アップダウンが続くゾーンです。

上り坂は自転車を降りて歩きます。


道路脇にこんな建物があります。
バス停ではありません。

実はこれ「避難壕」といって、桜島が噴火した際に噴石を
回避するために作られたものです。

ここから先、一定間隔でこの避難壕が設置されています。

アップダウンを進んでいくと、海が見えてきました。
遠くに島が見えます。


新島(しんじま)という島で、人も少しだけ住んでいるそうです。
Wikipedia

景気を眺めながらぼちぼち進んでいると、
「ゴゴゴー…」
という音が。

「雷か?」と思いきや、
桜島の火口の方で黒い煙が上がっているではないですかっ!
左から色が違う煙。
わかるかな?


どうやら、噴火したようです!!怖っ!

そして、いたるところにムリな警告が。。

噴石をよけろと…!?
おびえつつ、ルートを進みます。。



険しいアップダウン。昭和溶岩地帯と呼ばれる場所に到着。




松に見え隠れする黒い溶岩。

「ゴー…」という音が続く中、写真撮影も早々に
再び自転車を漕ぎ出します。


所々に枯れた河が、、

これは、噴火による土石流を誘導するために
作られた河なのだとか。

桜島さんが本気を出せば、ここを赤いマグマが通ったりするのだろうか。。(ゴクリ…)


しばらく進むと「埋没鳥居」という桜島の名所に到着。


中には地面に埋没した鳥居が。


もともと3mあった鳥居が、大正3年の大噴火で埋もれたそうです。
(噴火、超怖い。)


まだまだ道は続きます。


ルートのちょうど半分ほどの所で、桜島展望所とお土産やさんに遭遇。
ようやく昼飯にありつける。。

と思いきや、、
「お土産以外の食べ物はないよ」
とのこと!

しかも、ここからは食べ物やは皆無らしく、出発地付近まで戻らないと
飲食店は無いらしい…っ!

そんな私を哀れに思ったのか、店主のおじさんが、お土産の黒糖を食べさせてくれました。
ほんとにありがとう、おじさん。
お土産やからの眺め。

空腹を黒糖とスポーツドリンクでごまかしながら、後半戦です。

大隈半島との付け根に到着。
ガードレールは野生の溶岩。

そして、最近出来たらしい橋。

まるで絵に書いたような美しい風景。
山下清がいたら、貼り絵にするレベル。

こちらの海もきれい。

鹿児島湾(地元では錦江湾)とつながる海なのですが、場所が違うと違って見えます。


ここからは「溶岩道路」と呼ばれる、むき出しの溶岩石を横目に進みます。



しばらく行くと「有村溶岩展望所」という場所に到着。
怖いくらい火口が目の前ですが、雲もだいぶ晴れて、ここからみる桜島はまた格別でした。



ゴールまであともう少し。日照りも厳しくなってきました。頭に水をぶっかけてクールダウン。
日ごろの運動不足もあって、疲れも出てきました。ここからは気力が頼りです。


アップダウンをひいひい言いながら越えていると、「ドライブイン」を発見!!
やっと飯にありつけるか!?



なに!?マグマ?これは食べないわけにはいきません。
意気揚々と店内へ。



(…このときのショックは忘れもしません。。。)


意識も朦朧とゴールを目指します。
途中で出てきた防災センター。
SABOってなんだろ?


お?コンビニ!でも何か違うぞ?


桜島のローソンは周囲の景観に配慮して、溶岩色(茶色?)を看板に採用したそうです。


ここで、食料を。。
とも思いましたが、ゴールまで行くと「道の駅」があるんです!
そこまで我慢することにしました。

そして、ゴールまで3kmという地点「道の駅」に到着!


念願のご飯にありつきました。

時間帯の関係で、麺しかオーダー出来なかったのですが、おいしかったです。
そして、最後の直線を抜けて無事ゴール!やったー。

帰りのフェリーから桜島を眺めつつ、達成感を味わうのでした。
帰りは軍艦を見ることが出来ました。


所要時間は、休憩も含めて、約6時間半ほど。

アップダウンが厳しいところもありますが、のんびり自転車を押して進めばOKです。
道が細いところがあるので、自動車には注意は必要です。

皆さんも鹿児島に来た際は、思いつきで「桜島一周」してみてください!

2011年8月13日土曜日

「大企業に入ると自分の将来を毀損する」という話題について

最近巷で、
「大企業に入ると自分の将来を毀損する」
という話題が出ていたので、それについて思ったことを書きます。

私が思う、大企業と中小企業の違い。

大企業には、ぬるい文化がはびこりやすい。

例えば、
何か新しい動きことをやろうと提言する人が現れても、それに対して意見をせず、議論を交わさないことが許される。
最悪、影に隠れて従わないことが許される。
他の人がどんなに苦労していても、やり方が間違っていても「我関せず」で通る。
命令されて動けばいいし、その責任は自分以外の命令者なので、失敗したとしてもおとがめ無しで済んでしまう事がある。

中小企業では、そうはいかない。
規模が小さい分、会社の決定事項が自分の給与を左右するし、新しい動きは、自分のリソースに直結する。
どんなポジションだろうが、自分の意志決定が、会社や自分の行く末を左右するというダイレクトな感覚があるだろうし、それこそアメリカのようなDisagree and Commit(議論を経た決定)が日常的になってくる。(推測混じり)

これは、大企業では決して味わえない空気だと思います。

最終的に、社会で個人の価値を高める大きいポイントが、この「Disagree and Commit」のセンスであろうと私は思います。

自身のポジションに関わらず、議論を交わし合意・決定する能力。

大企業に就職していると、この事に気づき難いでしょう。

なぜなら、
議論を交わさなくても成立してしまうから。もしくは、ポジションによって議論の輪に入れないから。

そういう意味では「大企業に入ると自分を毀損する」となるかもしれません。

ですが、大企業にDisagree and Commitが学べないかというと、そうではなく、自分から積極的に動くことで作り出せる環境だと思います。

さらに、大企業では、前述の通り失敗が許されることが往々にしてあるので、リスクをとって動きやすいとも言えます。

今の日本では、良い環境を企業に期待するのは難しいでしょう。

結局、大切なのは、環境に左右されず、
自分が積極的に何かを実現しようとしているか?が重要と思うわけです。

 

2011年8月2日火曜日

フリーミアムは経済を萎縮させるかも?

久しぶりのエントリーです。

今更ながら、「フリーミアム」について触れます。

ここで言うフリーミアムは、Googleやmixiなどのように無料でサービス利用できる代わりに、提供側はユーザーに広告を表示することで、広告主から対価を得たりするビジネスモデルです。

このフリーミアム自体は素晴らしく、期待のモデルとして賑わっていますが、そこへお金を落とす広告主は、はっきりとした実績を実感できているというケースは少ないように思います。

フリーミアムでは、ユーザーは出費をすることなく、良いサービスを受けられる為、ユーザーは「ここまで出来るならお金なくて過ごせるからいいや」という感じになり、ここから消費は産まれないし、その他への消費機会も産れません。

つまり、儲かっているのはフリーミアムのオーナーで、その他の消費は萎縮するばかりということになってしまいます。

フリーミアムの広告を利用する広告主は、しっかりと費用対効果を見極め、ターゲットと媒体と売りたい商品の相性を見定めなければいけないです。

フリーミアム提供側も、何かしらクライアントの売上へ貢献できる何かが出来るといいですけどね。
例えば、ユーザー動向を開示するとかでしょうか?やってるのかな?

サービスを無料で提供する人が居て、そこへ資金提供する人が居て、それを使って満足するユーザーが居て、というだけでフリーミアム周辺以外では、消費が起こらない、という状況は良くないと思うわけです。

2011年7月11日月曜日

クレジットカードは嫌いですか?

ライフハッカーに次のエントリーがあった。

"嫌なことを後回しにすることはクレジットカードで買い物をしているようなもの"

私は違和感を覚えた。 クレジットカードに対する偏見にだ。

知っていると思うが、クレジットカードには利用に応じて ポイントが付与されるものが多い。

ポイントは、次の買い物の際にポイント分だけ値引きして くれたり、物品交換してくれる。

つまり、クレジットカードで買い物する方が、メリットがある。

私が使っているクレジットカードは、買い物すると利用額の1%がポイント還元がされる。貯まったポイントは、発行元の店舗で、現金同等に使える。

一度、計算してみてほしいが、普通に生活していても、1ヶ月に5万円は、少なくとも消費しているはず。

私の場合、還元率1%なので、月500円が消費するだけで還元される。消費だけで500円がもらえるのだから、こんな イイはない。

重要なのは「お金の管理」。
これは、家計簿が解決してくれる。

家計簿をつけられるアプリやソフトはいくらでもあるし、慣れれば苦にならない。これで、使いすぎを防止できる。

ちなみに私は100円以上の買い物は、ほぼクレジットカー ドを使う。

1%とはいえ、生きてる限り買い物はするわけだから「塵も積もれば山となる」だ。

使い方さえ間違わなければ、利益を産み出すツール。 敬遠する人も多いだろうが、ぜひ見直してみてほしい。

2011年7月5日火曜日

仕事中の眠気を払拭して、脳に活力を与える方法 - 【書評】成功する人は缶コーヒーを飲まない 「すべてがうまく回りだす」黄金の食習慣

食から成功を論ずる。これは新しいかも。
と、タイトルに惹かれて購入してみた。

まず、プロローグにこうある。

「努力や根性だけでは埋めることができなかった差を縮める方法は、実は簡単なことなのだ。食事を変えればいいだけである。」

食事を変えることで、ダイエットしたり、体調を整えることはあっても、ビジネスを成功に導こうという考え方が今まであっただろうか。

読み進めていくと「ああ、なるほど。」と、自分の食生活を振り返っていた。

ビジネスマンなら誰しも、仕事中に絶えられない「眠気」に襲われることがある。

突然やってくる眠気の原因は、「血糖値の急低下」にあるそうだ。

血糖値の急低下は、その前に摂取した「糖分」による血糖値の上昇が起因。
タイトル通りの缶コーヒーのほか、うどんやラーメンなどの麺類や白米も糖質に変わるため含まれる。

糖分の摂取により血糖値が急上昇、そこから急低下する時に眠気が発生するらしい。

「疲れた時に甘いもの」というのは、いつも正しいわけではないのだ。

スポーツ選手のように、エネルギー消費が激しい場合と違い、
ビジネスマンには、「脳への活力」や「考える持久力」が必要だ。


じゃあ、どうすればいいのか?


ここで紹介されるのは「タンパク質」の摂取。

脳の神経伝達物質であるノルアドレナリンの合成には、タンパク質が必要とされるためだ。タンパク質の摂取によって、脳が活性化され、より良い発想が生まれやすくなるのだ。

なので、朝食にはバナナより「ゆで卵」、間食にはお菓子よりも「チーズ」や「牛乳」が良いそうだ。

デスクでチーズや牛乳を食べるのは、ちょっと気が引けるが、
そういう場合は、「アミノ酸」でも効果があるそうだ。

本書では、「糖分」の過剰摂取を防ぐため、コンビニ食やお酒の選び方についても解説されているので、眠気やだるさに困っている人は、一度試してみる価値があるのではないか。

2011年6月14日火曜日

本の電子書籍化(自炊)にチャレンジしてみた

電子書籍の自炊にチャレンジしてみました。
機材はレンタルで借りました。

・スキャナー ScanSnap S1500M
・裁断機

のセットで5千円程度。

多分、コストパフォーマンスでは手間を考えると
BookScanなんかに発注した方がイイでしょう。










でかい荷物、到着。
レンタルは5日間となっていますが、届いたのは期日の1日後。
さらに返送にかかる期間も含まれますので、注意が必要です。










さぁ、取り掛かります。
取りかかり前の工程イメージは、こんな感じ。
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スキャナのドライバをダウンロード

インストール

本を裁断

スキャナにセット

スキャン

終るまでコーヒでも飲んで待つ
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ところが実際の工程はこんな感じ。。。
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スキャナのドライバをインストール

スキャナをセット

スキャナの設定を行う

本の不要ページを除去

本を裁断

本を分割してスキャナにセット
大体20~30枚くらいずつ

スキャン

ページの重なりに四苦八苦

重なりを確認して再スキャン

再度セットして終るまで
意外と目が離せない工程のループ
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まず、つまづいたのがScanSnapのドライバインストール。

レンタル機材にドライバの入ったDVDが付いてくるのだが、
私のメインマシンはネットブックなので、DVDドライブが付いていない。。。

しかも、このS1500M、ドライバをネット経由で取得するには、
製品番号の入力が必要で、簡単にはダウンロードできないのだ。。

そこで、DVDドライブ付きの古いPCを引っ張り出して、ようやくインストール。

スキャナの設定は下記を参照させてもらいました。



次は、裁断。





企業の事務にありそうな、
本格的な裁断機。







失敗しても、悔いのない本をチョイス。

まずは、本体の表紙を剥がして、始めと終わりにある空白ページも取り除く。

裁断には、力が必要。ためらって途中で裁断を止めたりすると、
最後のページが切れていない場合があるので、一気に刃を入れた方がよい。


ようやくスキャン。
ところが、本をセットしようとしたら思ったよりも、一度にセットできる枚数が少ない。。
300ページ近いページを、「数回に分けて」スキャンする必要があるのだ。

難関は続く。
スキャン中に数ページが一緒に吸い込まれてしまう「重なり」が発生。
その度にスキャンが中断してしまうので面倒だ。
しかも、重なりがあったページは、もちろんスキャンされないので、補完する必要がある。
何か解決できる設定がありそうだが、慣れが必要な作業で、かなりイライラさせられた。

結局、2冊やっただけでギブアップ。。。
箱にしまって返却したのでした。

ちなみに返却は、箱に入っていた「着払い伝票」を張り付けて、宅配業者に集荷に来てもらいました。


コストを考えると、かなり悪いパフォーマンスでしたが、勉強になりました。