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2016年1月4日月曜日

プレッシャーの中でも価値を生み出していくこと。

久しぶりにブログ。2016年ですね。

最近、心がけていることについて書きたいと思います。


ラグビー日本代表が前例のない快挙を成し遂げたのをきっかけに
一気に取り上げられるようになりました。

ワールドビジネスサテライトで、
代表を手がけたジョーンズ監督の言葉として、
「プレッシャーの無い時に出来るのは当たり前。
 プレッシャーを与えた時に人の本当の力がわかる」
みたいなことを言っていたと、大江アナが紹介していました。


まだオレが、駆け出しの社会人だったころ、
上司がサッカー好きで、
「走りながら考えろ」(オシムJAPANの受け売りかなw)
と、口酸っぱく言われてました。

当時は??だったけど、
今その言葉はオレの中で指標となっています。

不遇に遭った時、言い訳や逃げは自分を納得させるためのもので、
何も生み出さない。
やりたいことに対して、そのときの自分に合う条件が揃うことなんて、
まず無いんです。


「走りながら考える」


プレッシャーの中でも頭を回し、打開策を考える。
革新をもたらす、そこに自分の価値はある。
デカいことを言いますが、、
そう思っていろいろなことにチャレンジしたい。


プレッシャーの中でも、何かを生み出していく。
昨年から引き続き、これを意識したいと思います。


じゃあ、2016年もぼちぼち頑張っていきましょう。

2013年12月19日木曜日

一部の人間がいかに評価を落とすか。組織とは不利かもな。

私が住んでいる地方の市営交通機関。

地方では貴重な交通手段なわけだけど、
車内ではこんなステッカーが貼ってある。

「赤字解消へ向けて
年間あと2往復のご乗車をお願いします」

特に何の特徴もない交通機関。
切実な経営状況は察しますが、
中の人にビジネスを考える人が居ないのか、
意味が無さそうな呼びかけだなーと
思います。

そんな交通機関で、
私がどうしても気になること。

「社員の態度」です。

駅のホームでタバコを吸いながら
車両の掃除。

ガムをかみながら、
車両の誘導。

民間の交通機関がこんなことしてたら
サービスの質を疑われますよね。

ちょっとゆるみ過ぎじゃないかなと。

きっと一部の社員だと思いますが
組織の評価を落としてしまいますよね。
残念。




2012年7月22日日曜日

リスト型タスク管理に不満な人は「マインドマップ」を使えばいい

マインドマップというと、ブレストや議論の整理などに
使われている方が多いと思いますが、私は今このマインドマップを
「タスク管理」に使ってみています。

使っているマインドマップツールはこれ

Xmind


それまでタスク管理は、Googleの「ToDoリスト」を
使っていたのですが、次の不満がありました。
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<不満>
・リスト表示なのでタスク同士の関連がわかりにくい
・細かい補足情報を併記しにくい

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マインドマップを使って、タスクを管理することで、
次のようなメリットが生まれました。

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<メリット>
・案件に対してタスクがまとまるので、タスク関連性がわかりやすい
・案件が発生した時点で、マインドマップ上でタスクを洗い出せる
(タスク管理上でブレストして、そのままタスクへ落とす)
・タスクに関する情報も、マインドマップにまとめて入力
・上から優先というわけでは無いので、その日の状況に応じて
 優先順位を練るタイミングが出来る

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最後のメリットは、リストの上から順にこなしたい人には、

デメリットにもなるかもですね。
私にとっては、日々の状況が流動的だったりするので、
こういうタイミングが出来ることは、マンネリ化の防止にもなるので良いです。


そして、このマップを「クラウド化」してしまうとさらに便利。
クラウド化の手順は次の通り。
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<Xmindクラウド化>
・「Dropbox」上にファイルをアップ
・(Androidアプリですが)「Mindjet」でXmindファイルを開いて編集可能

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これでスマホでいつでもどこでも、タスク整理&ブレストです。



興味のある方は、是非お試しあれ。





2012年7月16日月曜日

人の流れは「作る」より「見つけろ」という話

久しぶりに新宿へ行きました。


相変わらず人の多いJR東南口。
改札の前にあるエスカレーターは長蛇の列です。



ここぞとばかりに、ティッシュやうちわを配るため、アルバイトの人が企業ポロシャツを着て、エスカレーター脇でスタンバイしています。

その数、なんと7名!

こんなところでも、バイト数名を養うビジネスが生まれているのだなと、妙に感心してしまいました。


人の流れを作り出せば、ビジネスは生まれます。
でも、大きな流れを生み出すには、気鋭なアイデアと普及戦略が必要で、実現は並大抵ではないです。

ですが、今回の新宿駅のようにすでに人の流れが存在している場所を見つけて、そこにビジネスを作り出すことは、前者よりも出来そうな気がします。

人の流れを作り出すより「人の流れを見つけるセンス」を磨くのも、

ビジネスを成功させる方法の一つかもしれません。

2012年1月22日日曜日

マーケティングでアウトプットの価値を上げる -【書評】100円のコーラを1000円で売る方法

中身をあまり知らずに、面白そうだなと購入してみた。

マーケティングについてのポイントが、要領よく書かれているような
ビジネス本を想像していたが、ストーリー展開になっていて
知識を受け取りやすい内容になっている。
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◆目次
1 アメリカの鉄道会社はなぜ衰退したのか?—事業の定義
2 「お客さんの言いなりの商品」は売れない?—顧客絶対主義の落とし穴
3 顧客の要望に100%応えても0点—顧客満足のメカニズム
4 値引きの作法—マーケットチャレンジャーとマーケットリーダーの戦略
5 キシリトールガムがヒットした理由—バリュープロポジションとブルーオーシャン戦略
6 スキンケア商品を売り込まないエステサロン—競争優位に立つためのポジショニング
7 商品を自社で売る必要はない—チャネル戦略とWin‐Winの実現
8 100円のコーラを1000円で売る方法—値引きの怖さとバリューセリング
9 なぜ省エネルックは失敗してクールビズは成功したのか—コミュニケーションの戦略的一貫性
10 新商品は必ず売れない?—イノベーター理論とキャズム理論

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ストーリーの主人公はセールス出身の女性社員。
彼女が商品企画をしていく中で、マーケティングとは何ぞや?

を知れるようになっている。

セールス出身の女性社員は顧客接点が多く、顧客ニーズを誰よりも

知っているので、その内容を商品に対応させれば、良い商品が
出来上がると思っていたが、その考え方が実は間違っている、
というところから話は始まる。

「顧客主義」が、必ずしも良い製品につながらないことは、
商品を企画した経験がある人なら、何となくわかると思う。

では、どのように商品を企画し、どうやってそれを売っていけば

良いのか?この本を通じて、ヒントを得ることができるだろう。



Webサービスは、今や個人でも全世界へ向けて構築・リリース

できる環境が無償で手に入る時代だ。

昔みたいに、一部の有識者が作り上げ、費用を掛けて
利用するような
ものではなくなり、「開発する」という事自体の価値は、
だいぶ薄くなってきている。

グローバル化が進んでいくなかで、良質低価格のサービスが溢れ

開発者の賃金は下がり、価格競争・利益創出はより過酷になっていくだろう。


アウトプットの価値を上げるため、マーケティングは

必須の要素だ。


マーケティングというと、小難しいイメージが先行するが、
「もしドラ」が一般に対し、マネジメントの扉を開いたように、
この本が、読んだ人の「マーケティング」を知るきっかけに

なるだろう。


Web業界も含め、変化の激しい業界で生き残るためにも、
マーケティングについて、一考してみてはどうだろう。


2011年11月20日日曜日

「放任」が人を育てるということ。

9ヶ月になる子供が、捕まり立ちを始めました。
で、立つことは出来ても座ることが出来ないきないので、
疲れてくると泣いてしまいます。

数日後、いつものように捕まり立ちをしていた我が子が、
足下を見てゆっくり座れるようになっていました。
立つことを繰り返すうちに、自分で座り方に気がついたんでしょうね。
これには驚かされました。


こちらは別件。最近ニュースで、
介護が必要な高齢者人材が働ける環境を作る企業が紹介されていました。

もちろん、軽度であっても介護が必要な高齢者の方なので、
働く傍らで、ヘルパーが常駐する必要があったりして、収支を見ると
当然赤字なのだそうです。

ですが、ここで働く高齢者の皆さんは、仕事を通じて能動的になり、
運動機能や脳機能が活性化され、以前より生き生きとしているそうです。


知っている人、出来る人がその事を「教える」ことが、
ひとつの教育スタイルとしてありますが、私自身この手法には、
あまり賛成出来ない。

出来る人が手を差し伸べてしまう分、その人の「考える力」を
奪ってしまう気がするからです。


この前twitterでも紹介しましたが、
世の中には、小学校のお受験に1000万近いお金を費やす親もいるそうです。
手編みのセーターが良い。ということで、他人に編ませたり。
体にフィットする服を。ということで、受験用の服をオーダーメイドしたり。

選ばれた環境で囲まれてしまっては、幅の広い人間になれない気がします。
いつまでも親が保護を出来るわけではないし。


私なら、その1000万円は、高校くらいから留学させたり、
一人暮らしさせる資金などに回してあげたい。もちろん強制するものではない。

ただ、同じ1000万円でも、その価値を理解し、
自身で行動の選択を出来るようになってから、チャンスを作る意味で使ってあげたい。
もしかすると、そんな援助も必要ないのかもしれない。
本気だったら、バイトなりなんなりすればいい。そこで身に付くことも必ずある。

大切なのは、「自分で決めて動く力」。
親は、つまづいた時に一緒に悩んであげるくらいでいいかなと。

これは、親子だけではなく、世間一般の上下関係にも通じる事柄かと思います。



はじめに書いた捕まり立ちの話でわかるように、
0歳児でも、教えられもせずに自分で解決策を見つけ出せるわけですから、
ある程度、「放任する教育」というのを考えてみるといいかもと思うわけです。

2011年10月26日水曜日

魂は細部(ディテール)には宿らないし、魂はもっと別のところにある。

神は細部(ディテール)に宿る
という言葉を聞いたことがあるだろうか?

調べてみると、
近代建築の巨匠、ミース・ファン・デル・ローエ。
という人の言葉だそうだ。

私はこの言葉を
「ディテールにこだわることで、そのモノに魂が宿る。」

そう解釈していたが最近、
「それは違うんだなぁ。」
と思う。


ディテールにいくら凝ったとしても、良いモノのができる訳ではない。

他所の手法やディテールを真似て、いいとこ取りをしただけのモノには、
どこか「んん?」と思う点がある。一見、良く見えても、変なところで
急に使い勝手が悪くてギクシャクする。


本当に良いモノは、使う程に機能の発見が満ちている。

一見、何でもない装飾や意味不明な凹凸が、ふとした時
「このためにあったのかっ!」と心を躍らせる発見がある。
こちらの使い方を、わかっていたかのような仕様に驚かされる。

だが、そのディテールは、細部に凝ることで
産み出されたものではないと思う。


点と点を結ぶように、ディテールに宿るアイデアを繋ぐ意思が、
もっと大きく広く行き渡っている。

良いモノのを創る人は、終始その意思を念頭に置きつつ創作をしていく。
その意思は創作物の端から端までに行き渡る。

我々は、ディテールにその「意思」を垣間見るだのだろう。


仕事で「ユーザビリティ」とはなんぞや?と考えることがある。
日本語に訳すと「使い勝手」みたいな意味になるだろうが、

「スマホでタッチしやすいボタンのサイズは○○px

みたいな話ではなく、

「使う人にどう感じて欲しいか?」

という意思こそが、モノを作る上で何よりも肝心なのだと思う。