>

2011年6月14日火曜日

本の電子書籍化(自炊)にチャレンジしてみた

電子書籍の自炊にチャレンジしてみました。
機材はレンタルで借りました。

・スキャナー ScanSnap S1500M
・裁断機

のセットで5千円程度。

多分、コストパフォーマンスでは手間を考えると
BookScanなんかに発注した方がイイでしょう。










でかい荷物、到着。
レンタルは5日間となっていますが、届いたのは期日の1日後。
さらに返送にかかる期間も含まれますので、注意が必要です。










さぁ、取り掛かります。
取りかかり前の工程イメージは、こんな感じ。
------------------------------------------------------------------
スキャナのドライバをダウンロード

インストール

本を裁断

スキャナにセット

スキャン

終るまでコーヒでも飲んで待つ
------------------------------------------------------------------


ところが実際の工程はこんな感じ。。。
------------------------------------------------------------------
スキャナのドライバをインストール

スキャナをセット

スキャナの設定を行う

本の不要ページを除去

本を裁断

本を分割してスキャナにセット
大体20~30枚くらいずつ

スキャン

ページの重なりに四苦八苦

重なりを確認して再スキャン

再度セットして終るまで
意外と目が離せない工程のループ
------------------------------------------------------------------

まず、つまづいたのがScanSnapのドライバインストール。

レンタル機材にドライバの入ったDVDが付いてくるのだが、
私のメインマシンはネットブックなので、DVDドライブが付いていない。。。

しかも、このS1500M、ドライバをネット経由で取得するには、
製品番号の入力が必要で、簡単にはダウンロードできないのだ。。

そこで、DVDドライブ付きの古いPCを引っ張り出して、ようやくインストール。

スキャナの設定は下記を参照させてもらいました。



次は、裁断。





企業の事務にありそうな、
本格的な裁断機。







失敗しても、悔いのない本をチョイス。

まずは、本体の表紙を剥がして、始めと終わりにある空白ページも取り除く。

裁断には、力が必要。ためらって途中で裁断を止めたりすると、
最後のページが切れていない場合があるので、一気に刃を入れた方がよい。


ようやくスキャン。
ところが、本をセットしようとしたら思ったよりも、一度にセットできる枚数が少ない。。
300ページ近いページを、「数回に分けて」スキャンする必要があるのだ。

難関は続く。
スキャン中に数ページが一緒に吸い込まれてしまう「重なり」が発生。
その度にスキャンが中断してしまうので面倒だ。
しかも、重なりがあったページは、もちろんスキャンされないので、補完する必要がある。
何か解決できる設定がありそうだが、慣れが必要な作業で、かなりイライラさせられた。

結局、2冊やっただけでギブアップ。。。
箱にしまって返却したのでした。

ちなみに返却は、箱に入っていた「着払い伝票」を張り付けて、宅配業者に集荷に来てもらいました。


コストを考えると、かなり悪いパフォーマンスでしたが、勉強になりました。