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2011年8月2日火曜日

フリーミアムは経済を萎縮させるかも?

久しぶりのエントリーです。

今更ながら、「フリーミアム」について触れます。

ここで言うフリーミアムは、Googleやmixiなどのように無料でサービス利用できる代わりに、提供側はユーザーに広告を表示することで、広告主から対価を得たりするビジネスモデルです。

このフリーミアム自体は素晴らしく、期待のモデルとして賑わっていますが、そこへお金を落とす広告主は、はっきりとした実績を実感できているというケースは少ないように思います。

フリーミアムでは、ユーザーは出費をすることなく、良いサービスを受けられる為、ユーザーは「ここまで出来るならお金なくて過ごせるからいいや」という感じになり、ここから消費は産まれないし、その他への消費機会も産れません。

つまり、儲かっているのはフリーミアムのオーナーで、その他の消費は萎縮するばかりということになってしまいます。

フリーミアムの広告を利用する広告主は、しっかりと費用対効果を見極め、ターゲットと媒体と売りたい商品の相性を見定めなければいけないです。

フリーミアム提供側も、何かしらクライアントの売上へ貢献できる何かが出来るといいですけどね。
例えば、ユーザー動向を開示するとかでしょうか?やってるのかな?

サービスを無料で提供する人が居て、そこへ資金提供する人が居て、それを使って満足するユーザーが居て、というだけでフリーミアム周辺以外では、消費が起こらない、という状況は良くないと思うわけです。

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